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2005年09月29日

ドイツの波動医学

今回はドイツの波動医学についてお伝えします。

ドイツの波動医学には面白い歴史があります。

引用:
[quote]
「アメリカやオーストラリアの原住民が水脈を探すのに用いた「ダウジング」という古い技術があります。今日ならばボーリングマシンで掘削し、水脈の存在
を目で確かめなければなりませんが、彼らが使ったのは「ロッド」と呼ばれるY字型の木の枝です。(中途略)水脈にであったとき、ロッドは何をキャッチし
て動くのでしょうか。地下にある水脈が、目に見えない何かを発していると考えるしかありません。それが「波動」です。つまりダウジングは、水の波動という微細なエネルギーをとらえる古来の技術なのです。(中途略)

ドイツ人のパウル・シュミットはもともとボーリングのエンジニアでしたが、ダウジングにも興味を持ち、ダウザーとして活躍した人です。しかし、かれは従来のダウジング法には、満足しませんでした。一口にエネルギーの放射といってもその波動の種類は様々です。光のスペクトルのように長い波長の物や短い波長のものがあるでしょう。(中途略)パウル・シュミットは、その周波数をとらえようと考えました。(中途略)
 それが今では振動医学の波動療法として実際の診療にも応用され、多大な効果を上げているバイオレゾナンス・メソッドです。この方法の開発に心血を注いだパウル・シュミットが拠り所としたのは、熱放射の研究でノーベル物理学賞を受賞し、現在の量子物理学の基礎を築いたとされるドイツの理論物理学者、マックス・ブランクの次のような言葉でした。
『全ては振動であり、その影響である。現実には何の物質も存在しない。すべてのもの、各々のものは、振動から構成されている。』(中途略)

人間の五感やその延長であるテクノロジーではとらえきれない微細な波動も、それが振動であり、波であるからには、必ず周波数を持っています。
パウル・シュミットが着目したのは共鳴現象でした。同じ周波数の音叉を2つ並べて、その一方を叩くと、もう一方の音叉が鳴りだす。同時に2つの音叉を叩
くと、音の波が重なり合って、そこに強い共鳴が生じます。(中途略)逆にいうと、ある鉄に向かって様々な周波数の波を順番に放射していき、そこに共鳴が
起これば、その時の周波数が鉄に固有の周波数であると判断する事ができるのです。実際パウル・シュミットや、彼に続くバイオ・レゾナンスの研究者たちによって、様々な物質の周波数がすでに確定されています。「鉄に向けて同じ周波数の波動を放射すれば」と書きましたが、それを行う装置がパウル・シュミットの考案した波動送波器『レヨメータ』なのです。」
(新しい波動健康法 野呂瀬民知雄著より抜粋)[/quote]

レヨメータを使った人の生命エネルギーの調査によると、中国医学の経絡と非常によく似たルートが多数見られます。例えば、気功で有名な小周天はパウル・
シュミットの発見した頭部循環のルートとほとんど同じものです。男女による向きの違いや、その方向まで同じです。さらに腕循環や脚循環ですが、これも男
女差の流れの方向の違いなどありますが、中国医学に似ているといえなくもありません。また、手足の指先にある経穴の「井穴」にも波動周波数が発見されています。
このようにみていくと、ドイツで生まれた波動医学と古代から伝承されてきた中国医学の経絡というのはかなり近似していると言えます。また、このドイツ医学ではチャクラの存在、部位、周波数までも詳細に発見しています。チャクラと言えば、サンスクリット語で輪のことで目に見えないエネルギーの渦があるといわれてきました。振動医学の発見によると、エネルギーの中枢となる重要なものが7つあり、それらはアーユルベーダのチャクラと同様、位置も大体同じですが、心臓チャクラと脾臓チャクラが少し左にずれたところにあり、伝承と異なります。

私は気功やヨガをやりますが、これは体の内側から気を回す方法です。しかし、この波動医学では、今までに特定されているメインチャクラや経絡のそれぞれの周波数を体に送る事によって外側から気をまわす事ができます。

 今までも経絡に焦点を当てた技術はありました。日本の本山博博士は経絡の電気的特性を測定する機器、AMIを開発しています。これは、ほんの数分で人
体内の電気的バランスの乱れを診断するコンピューター装置です。AMIで計測される点は、対になっている経絡の井穴で、これにより経絡系の電気的バラン
スの崩れと、その経絡系につながる臓器に隠れた病気が発見される事に強い相関関係を5000人以上も調査を行う事によって見いだしています。
 ドイツ人医師ラインハルト・フォルによって開発されたEAV(Electroacupuncture According to
Volt)は特定の経穴の電圧レベルを測定できます。AMIと違い、問題となる臓器の変性の存在や炎症の有無についての手がかりを与えてくれます。ま
た、『治療モード』に切り替える事によって機能が低下している経穴に放電エネルギーを与える事もできるのです。
 上記に紹介した2つの装置は今までの科学の範囲内で電気的、電圧的な計測ができるものでした。(参考図書「バイブレーショナル・メデイスン」リチャード・ガーバー)
 しかし、パウル・シュミットの開発したレヨメータは体の中は勿論、体の外にある物質や場合によっては場の気、までも周波数化できるのがすごいところです。
場の気、というと風水師みたいですが、「新しい波動健康法」の中にドイツのヴォルムバッハの礼拝堂が良い例として出てきます。世界には特別な波動を発している有名な場所が数多くあります。それらは聖地と呼ばれ、日本では霊山、霊場などと呼ばれています。ヴォルムバッハの礼拝堂はそういう場所のようです。詳細については本をお読み頂きたいのですが、簡単にご説明します。パウル・シュミットの調査によると、協会の内部にむけておびただしい程の数の放射帯が集中しているそうです。特筆すべきなのは、この境界を貫くように1000ヘルツの70センチ幅の放射帯が通っている事です。このパウル・シュミットが検知した1000ヘルツは頭頂チャクラを活性化する波動であると言われています。この特別な波動が集中する場所を感知し、教会を建てた昔の人々は素晴らしい能力を『普通に』持っていたのかもしれません。そして聖地にたてられた教会は巨大な健康装置だったかもしれないのです。

さらに、レヨメータを使ってその場の周波数を特定し発生させる事で、日本の自室に居ながら、聖地と呼ばれる場の波動を感じる事ができるのです。

このように中国医学で伝承されてきた経絡、経穴というのは大まかな流れとしては実在するように感じるようになりました。今の整体、マッサージの学校で
は、経穴は教えても経絡としての臓器との関連性など教えないところもあるようですが、(その現状は西洋医学の医師が漢方を処方する時、症状別分類表をみながら、、、という現状とそっくりです)本来は経絡と臓器というのは古来から言われているように関連がある可能性があります。

ドイツの波動医学の研究結果より、ひとの身体に様々な周波数の波動があることがわかりました。ということは、体の中の細胞は固有の周波数のenergyを出していると言えます。それらは古代から感知されていたのでいろいろな呼び名があります。気やオーラ、プラーナ。それらは無数にあるんだけれども、バイパスみたいにある程度太いmainの流れのところは、その流れのmainの臓器の名前が冠されている。(例えば、肺経、肝経)それぞれが目には見えない流れの中、mainの臓器を経由しながらflowしています。もしmain flowの1つが何らかの原因で滞った場合、そのmain臓器に障害が起こります。 
なぜでしょうか?

エール大学の神経解剖学者ハロルド・サクストン・バーは動植物のlife-fieldについて研究していました。彼は1940年代に活躍した元アメリカ エール大学医学部解剖学教授です。一貫して生物の電気力場(life-field)の研究に打ち込み、今世紀の科学的思想に革命的影響を及ぼしました。
引用:

「かれはサンショウウオの周囲に、その体とほぼおなじかたちをした電場が存在する事をみいだした。しかもその電場が、脳と脊髄をとおる1本の「電気的な軸」をもっていることを発見したのである。その電気的な軸が発生のどの段階で生じるのかをこまかくしらべようとしたバーは、サンショウウオの発生の初期から電場の形態の変化の記録をしはじめた。そしてその電場が既に未受精卵の時期に生じていることを発見した。」


もう一つ、面白い証拠をご紹介します。

ロシアの研究者セミョーン・キルリアンはキルリアン写真を開発した事で有名です。キルリアン写真で特に有名なのは、気功師の5本の指先からの放電パターンの変化です。気を発する前の写真と発している時間帯の写真の変化が凄いです。放電されたコロナの長さ、放電量が明らかに増えている写真は一度ご覧に
なった方が良いと思います。すなわち、生体エネルギーを視覚化した写真のことを、開発した人の名を冠してキルリアン写真と呼びます。
引用:

「高電圧写真、すなわちキルリアン写真は、高周波、高電圧、低電流の電場下で生物を撮影する技術である。(中途略)彼の高電圧写真の技術はバーの電磁気的な計測を視覚的な電気コロナに変換したものであった。(中途略)植物の葉の周りに生じる放電パターンの写真は、指先の写真よりさらに興味深い。キルリアン写真技術で記録されて他に類を見ない物は、「ファントムリーフ効果」といわれる現象で、まさにこれがわれわれが議論している「生体エネルギーの鋳型」とおおいに関係があるものだとかんがえられる。この効果が観察できるのは、葉の先端三分の一を切り取った物を撮影した時である。葉の残った三分の二の部分をこの技術で撮影する。すると、切断されて失われたはずの葉が、写真では完全な葉の像として示される。切断された部分が物理的に破壊されているにもかかわらず、写真には全体像が映るのである。」 
(「バイブレーショナル・メデイスン」リチャード・ガーバーより一部抜粋)

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 未受精卵1個にすら電場がある。それなら、様々な細胞の複合集合体であるヒトは、かなりの複雑な電場(エネルギー、波動、ともいえます)が複数流れているはずです。それらのオーケストラが気功でいう小周天(経絡でいうと、任脈、督脈にあたる)としてあるのではないでしょうか?
 そしてファントムリーフ現象の事実から、その細胞の集合体のオーケストラ(energy flow)が細胞の成長や維持をleadしているのでは?と考えます。私は分子生物学レベルで(DNAやタンパク質レベルで)生命の発生について研究し
た事がありますが、いくらミクロのレベルで問題を追及してもわからない事のほうがまるで増えていくように思えました。なぜなら、遺伝子やその発生の仕方はあらゆる事にも対応できるように準備がなされているのです。例えば、がん遺伝子もがん抑制遺伝子も持っている。発生に応じた遺伝子もあるけど、細胞を自殺させるアポトーシスに関連した遺伝子ももっている。どこでどう指令が出ているか、そういう調節はどこでなされているのか、全く誰もわからないのです。新しい遺伝子やタンパク質が発見されるたびに、その調整はどうやってやるのか??という疑問は科学者ならだれしも感じている事でしょう。

ここで仮説です。
実は生命あってのenergyでなく、energyがあっての生命だとしたら、、、、。

これに関しては前回の「波動イントロダクション」でご紹介した本にそう思わせる内容の部分がでてきます。また、別にこれに関してお伝えする機会があると思いますので、ここではそれに関しては略します。

もしそうなら、energy flowが滞る事によってmain臓器の障害が起こるのは、不思議ではないのです。幻肢痛(原因不明の激しい痛みをもつ足の治療法として、足の切断が選択される事があります。しかし、切断後も存在しないはずの足の痛みが続くという不思議な現象)も残存したenergyによってあると説明できます。
 東洋の先人は修練で研ぎすませた感覚によってそれを感知する事ができました。現代人は人を物と解釈する「科学」を優れている(例えば、解剖なんかやると人は物だと認識してしまう)とし、先人の知恵を宗教上のものとして否定しました。

上記は実験結果から導きだした仮説の上での話ですが、現在の科学がその新しいenergyを認識するには不足な可能性も十分あると思います。

夫婦が一緒のベッドで寝ると脳波の同期が起こるように、専門分野の臓器の障害で死ぬ医者の話(これは医者の中では頻繁にいわれている事で、専門分野としている疾患で医者が死亡することが多いという噂があります)も同じ疾患の患者さん(同じenegy flowのblockが起きている人たち)と日常的に接する事によって、energyのシンクロが起こるのでは?と考えます。

以上の事から、伝承されてきた経絡という考え方は19世紀後半の研究成果や機器の開発によって大まかな意味で存在する事が認められる方向性にあります。

もし、この人体のenergyに着目して人が病気になる前に治療ができたら、そして病気のひとにも西洋医学と合わせてアプローチできたら、その成果は飛躍的に伸びる可能性があります。
 この波動分野に関して、日本の医療界では先端の考え方を持つ(ある意味異端の)医者をのぞいては、普及していません。でも、西洋医学一辺倒では治せない患者が多くいることや、抗がん剤や手術だけの治療法では多くの末期がん患者を救う事は難しい事を誰もが知っています。そういう状況を考えると、波動医学というのは、新しいアプローチ法として私は注目しています。

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ナビゲーター
ハラ ミツコ

投稿者 asidru : 2005年09月29日 12:59

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