« 執筆者星野青猫プロフィール 星野青猫:プロフィール | メイン | リラックスした状態とは? »
2005年09月29日
癒しブームとリラクゼーション
「あーあ、もう。やんなっちゃう。また残業だよ」
「クソ、部長の奴、無茶言いやがって」
「毎日メールしてるのに、何でちゃんと返事くれないの? まさか、他に好きな人できたとか……?」
――――と、まあ。とかく現代人はストレスが多いものです。会社でも、町でも、家の中でも、あちこちにストレスの原因が転がってる。ただでさえ疲れてるのに、満員電車で酒臭いオジサンに勝手にもたれられたりしたら、もうイライラも最高潮。ちょっとぶつかっただけなのに、何かもの凄くひどいコトされた気分になったり。
あーもう!誰かどうにかしてーーーっっ!なんて叫びたくなっちゃう。とにかく、身も心もへとへと――――そんな人が多いのではないでしょうか。
で、ここに数年前からの癒しブーム。本来癒しって良い言葉のはずなのに、マスコミに流れてブームになっちゃうと、何でこんなにうさんくさい感じになっちゃうんだろ。不思議ですね。
でも、自分を癒すと言うことはとても大事なこと。それを忘れていると、だんだんストレスが大きくなって、いろんな病気を呼び込んでしまいます。
それじゃ、癒しって何なんでしょう?
それは、心も体もリラックスさせることです。
ほんとは癒しってもっと簡単なもので、さわやかな風に吹かれたり、道ばたの綺麗な花を眺めたり、仲良しな人と美味しいもの食べたり、好きなことしたり。
とにかく心や体にとって心地よいことをする――それだけで、自然にストレス解消できてリラックスできるものなんです。
でも、今はストレスの原因が多すぎて、ストレスから自分を守ろうと、心にも体にも対ストレス用の鎧みたいなものを作ってしまって、それが、かえってまたストレスの原因になってるんじゃないかなって思います。
そんな重い物つけてたら、リラックスできるものもリラックスできるわけがありませんね。だから、普通に好きなものに触れたりする余裕すらなくなって――それどころか、何が自分にとって心地よいのかすら忘れてしまって、ストレスが溜まりに溜まり、心も体もラクになりたくて悲鳴を上げているのでは?
ここまで来ると、やはり何かの助けを借りてでも、心身共にリラックスしないと病気になってしまう。それは、もうみんな心のどこかで感じている。そんな需要が大きなマーケットだからこそ、ここまで癒しブームは早く広く世間に浸透していったんじゃないでしょうか。
私としては、好きなものを一つでも多く作ることをおすすめしたいけど、もうギリギリ! って人も多いはず。じゃあ、どうやったら、心や体につけてしまった鎧を剥がして、より簡単にストレス解消してリラックスした自分になれるか。その方法をお話ししていきましょう。
投稿者 asidru : 2005年09月29日 13:15