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2005年09月29日

リラックスした状態とは?

自律神経という言葉を知ってますか? 自分の意志にかかわらず、脳がコントロールして体や心を調節してくれる神経のことです。自律神経には交感神経と副交感神経に別れています。

 大まかに分けると、交感神経が優位なときは緊張している状態、副交感神経が優位なときは、リラックスしている状態です。ところが、ストレスが溜まってくると、自律神経はずっと交感神経に傾いたまま。リラックスできなくなってしまうのです。

 副交感神経がきちんと働いていると、リラックスして、よく眠れ、ストレスを追い払ってくれます。また、リラックスしているときの脳波はα波、さらに深いリラックス状態の時はθ波が出ていると言われています。

 じゃあ、ずっと副交感神経が優位だったら、一日中リラックスできて楽しく過ごせるの?

 ――そうではありません。副交感神経がリラックスするのにとても大切なように、交感神経はやる気を出したり、頑張ったりすることに役立ってくれる、大切な神経です。
 もし交感神経が働いてくれなかったら、やる気がなくてダラダラしてしまうし、体も緊張感を失ってしまいます。

 ひとは、一日中ずっと緊張していてもリラックスばかりしていても駄目で、この二つの神経がバランス良く働いてくれることが大切なのです。そうすれば、心も体も調子が良くて、少々のことではへこたれない元気なあなたでいられるのです。

 さて、お話をリラックスに戻しましょう。リラックスした状態にもっていくことをリラクゼーションと呼びます。

 世には、多くのリラクゼーションの方法があります。自律訓練法、呼吸法、様々なマッサージ、瞑想、アロマテラピー……数え上げればきりがありません。私たちは、上手にこのリラクゼーションを使って、より簡単に、快適に、自分自身をリラックスした状態へ持って行くことができるのです。

 そんなリラクゼーションの方法の一つ、アロマテラピーを最初に取り上げて、お話ししていきましょう。

投稿者 asidru : 2005年09月29日 13:22

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