開業の際はもちろん、経営していくうえで、欠かせないのが「運転資金」
ここでは、各種資金調達方法とその特徴について、簡単にまとめました。
主な資金調達方法(クリックすると特色へ飛びます)
融資 | いわゆる借金のこと。 | |
保証 | お金を借りる時に、誰かに返済を保証(いざというときの肩代わりの約束)をしてもらうことにより、お金を駆りやすくする。 | |
法律に基づく支援 | 法律の条件に沿う場合、中小企業支援策が受けられる。 | |
補助金・助成金 | 一定の条件に合う場合、お金などがもらえる。 | |
出資・投資 | 資金調達と引き換えに将来利益が出た場合にその割合に応じて、利益を配分する。 | |
社債の発行 | 社債(有価証券)を発行する。借金の一種。 | |
株式の発行 | 株式を発行する。出資を受けることの一種。 |
各資金調達方法の分類と特色
■融資
●家族・身内より
●公的機関の融資
・国民生活金融公庫(http://www.kokukin.go.jp/)
※数百万〜数千万 個人事業&小さめの中小企業対象
・中小企業金融公庫 (http://www.jasme.go.jp/)
※数千万円〜数億円 やや大きめの中小企業対象
・商工中金 (http://www.shokochukin.go.jp/)
※無担保・無保証人での融資が可能な場合もあり
※金利や条件面で、個人が開業するのにもっとも利用しやすい
●民間金融機関の融資
・銀行
・ノンバンク
※中小企業の創業直後の融資は難しい
※高金利
■保証(融資を受ける際の保証人となってくれる)
・信用保証協会 (http://www.zenshinhoren.or.jp/)
■法律に基づく支援
・中小企業創造活動促進法 (http://www.chusho.meti.go.jp/gijut/tebiki/)
・中小企業経営革新支援法 (http://www.chusho.meti.go.jp/kakushin/tebiki_01.html)
■補助金・助成金
・経済産業省中小企業庁 (http://www.chusho.meti.go.jp/)
※経済産業省・厚生労働省などが実施
※補助金・助成金は返済不要な点で融資(返済が前提)と異なる。
※事業内容を審査され、認められた場合、補助金が出る。
■出資・投資
・ベンチャーキャピタル
・新規事業投資株式会社 (http://www.nbivc.jp/)
・出資コム (http://shusshi.livedoor.com/)
・東京中小企業投資育成株式会社(http://www.sbic.co.jp/)
■社債の発行
※多数の者より小額の借金を受けること。社債は「借金証書」
※発行した社債が株券と同様、有価証券として流通する点で、通常の融資と異なる。
■株式の発行