リフレクソロジーとは、（主に）足の裏・掌・耳にある“反射区”と呼ばれる点を刺激し、各反射区と照応する器官に影響を与える目的で行われるもの。

通称反射療法。
足裏マッサージといわれるもの。

インドのアーユルヴェーダや中国の『黄帝内経』にも
足マッサージを利用した治療法が記載されている。

19世紀初期、アメリカ人医師ウイリアム・フィッツジェラルド博士による
ゾーンセラピー療法の誕生によって、近代リフレクソロジーの黎明とされる。
そしてアメリカの物理療法士インガム女史がこの理論を発展させ、
足の反射療法の理論と技術を確立した。

わが国では、「英国式」と「東洋式」に大別され、
「英国式」は上述した流れを汲むもので、“痛みが無く、リラクゼーション効果がある”と認識される。

「東洋式」は1970年代に（スイス人のカトリック宣教師）ジョセフ・オイグスター神父が
台湾で施術したリフレクソロジーの流れを汲むもので、“強い痛みを伴う”と認識されている。いわゆる台湾式。若石（じゃくせき）式。

他にも中国式など、様々な傍流が提唱されている。